A•SO•BI日和

日々の日常で感じたこと、趣味、経験について思いのままに綴っていく、自由なブログです。

私が英会話に励む理由

 今日は週に一度の英会話スクールに行ってきた。

 

 そう、私は英会話を習っている。

 もうかれこれ一年半程経つが、上達してるかどうかは、…正直分からない。

 だが、そんな私が社会人になってから英語というものと向き合い始めた理由を今日は綴っていきたいと思う。

 

 

 なぜ私は英会話を学ぶのか?

 私が英会話をする理由は大きく分けて3つある。

 

諦めていた自分はもういない

 まず一つ目は、学生時代の後悔を晴らす為だ。私は大学時代、勉強アルバイトサークル、この3点が生活の中心軸だった。(勉強に関しては、少し怪しいが…)その中に英会話という選択肢は残念ながら無かった。いろんな要因があるが、今思えば、自身の吃音症を言い訳に避けていた部分があったのかもしれない。私の大学には、よく大手英会話スクールの社員さんが訪れて構内で学生たちを勧誘していた。だが当時の私にとってそのような人たちは、街中で見かけるティッシュ配りのお姉さんと何ら変わりはなかった。

 「自分には無理だ」

 「吃音の自分に英会話なんてできない」

 勝手にそう決めつけて、はなからやる気がなかったのだ。

 勿論、留学なんてもっての外だ。同級生の中にも留学を経験している人はいたが、自分がそれをしようとはとてもじゃないが思えなかった。自分にはできないものだと勝手に区別していた。

 社会人になった今、その事を物凄く悔いている。留学だってやりたくて仕方がない。何でも自由の利く20代、学生時代の後悔を全力で取り返してやる!と決めて私は英会話スクールの門を叩いたのだ。

 

仕事でも役立てたい

 もう一つの理由は、社会人としてのスキルアップの為だ。

 私は正直言って英語の成績は中の下くらいだ。TOEICも受けたことがあるが、人に言えるような点数ではない。就職活動でも全く役に立たなかった。

 今の仕事の中で、英語を使う機会はハッキリ言ってそんなにない。だが以前の記事でも述べた通り、私は今の自分の現状にはほとんど満足していない。このまま何も動かなければ、何も変わることはできない。年功序列が当たり前ではなくなった今、兎に角動かねばならない。その一環として、私は英語力の向上を目指すことにしたのである。

 

creativefreepp.hatenablog.com

 

「もっと話したかった」という後悔

 3つ目は、コミュニケーション能力の向上だ。

 これも大学時代の話になるのだが、私の所属していた研究室には外国人留学生が数名所属していた。一人は日本滞在歴も長く、驚くくらい日本語の上手な方だが、他の留学生たちは来日したばかりでほとんど日本語が話せなかった。当然、当時の私も英語がうまく話せず、というかそもそもコミュニケーション能力が無く、同じ研究室にいながらもほとんどまともに話すことはできなかった。それを私は今でも後悔している。

 今考えてみれば、こうやって身近に外国人と交流できる機会など滅多にない。貴重な時間を無駄にしてしまったことが私にとっての心残りだった。その為に今から英語力を鍛えて、いつかどこかで外国人の方と交流した時、ちゃんとコミュニケーションがとれるよう勉強しておきたいと思ったのである。

 また私には、いつか海外で一人旅をしてみたいという夢がある。コロナ禍となった今、それはいつ実現できるのか不透明になってしまったが、いつでも出発できるようにしっかりと準備をしておきたい。

 

葛藤 ー英会話×吃音ー

 英会話を勉強する理由を3点述べたが、実際のところ私の現状はどうなのか。

 冒頭でも述べた通り、英語力自体が向上しているかどうかは正直なところ自分ではあまり分からない。だが、社会人になると学生の頃と比べて英語を耳にする機会がグッと減る。外国人と話す機会もかなり減った。なのでその分、英会話で毎週英語を耳に入れ、外国人の講師と話す機会を持つことができたのはかなりありがたいことだ。

 しかしその分課題も多い。大前提として私は吃音症だ。だから最初の一歩を踏み出す時はとても悩んだ。大学時代は最初から諦めていた為、気にも留めなかったが、いざやるとなると、やはり吃音がよぎる。なので私は初めにオリエンテーションの時に正直に吃音であることを告白した。迷惑をかけるかもしれないがよろしくお願いしますと潔く伝えた。

 すると担当のカウンセラーさんは案外すんなりと受け入れてくれた。

 「大丈夫ですよー」と。正直、私の内心では「本当かな…」と少し疑ったが、こうやって一年半続けられているのは、カウンセラーさん外国人講師の方々のお陰だと思う。とはいえ、続けていく中で音の壁が立ちはだかることも少なくない。一時期スランプに陥ったこともあった。(実はここ数ヶ月ほどのことなのだが…)しかし、最近少しずつ調子を取り戻しつつある。私がうまく話せたときは講師の先生も褒めてくれる。それが私にとっての励みになり、英会話を続ける原動力にもなる。

 

夢を実現するために

 本当に良い世の中になった。それに大手のスクールであるだけあって、私のような人間でも続けていけるようなサポート体制は本当によく整っている。コロナ禍の中でも、Zoomを使ったレッスンも受けることができる。カウンセラーさん外国人講師の方々も、生徒一人ひとりに対し、全力で応援してくれる。

 小学生の英語教育が必修となった今、これからも私は英会話を続けるつもりだ。いつかどこかでこの能力が発揮できるように、もう諦めない。大学時代の忘れ物を取りに行こう。

 

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