A•SO•BI日和

日々の日常で感じたこと、趣味、経験について思いのままに綴っていく、自由なブログです。

ゴールはまだ ~TOKIOに栄光あれ

 

 

 

長瀬智也、最後の鉄腕DASH!!

 昨日放送された日本テレビザ!鉄腕!DASH!!。今回の放送はメンバーの長瀬智也は番組を卒業となる。長瀬智也、そして新しく設立される「株式会社TOKIOの門出を祝い、最後に4人はお花見をした。といっても本物の桜は当時咲いていなかったため、プロジェクションマッピングで桜の景色を演出した。

 長瀬智也に関しては、先日最終回を迎えたTBS系金曜ドラマ「俺の家の話」の記事でも述べているので是非とも合わせて読んでいただけたら幸いだ。ドラマの内容も大変面白いものだったので必見だ。

 

creativefreepp.hatenablog.com

 

 俳優長瀬智也に関しては上記の記事に書いたので、今回は昨日放送された鉄腕DASH!!、そしてTOKIOについての記事を綴っていきたいと思う。

 

www.ntv.co.jp

 

 

TOKIOと福島の歩み

 今回は3時間スペシャルで、人気企画「DASH島」「DASH海岸」に合わせて、かつて若かりしTOKIOのメンバーが挑戦していた企画「3000歩でTOKIO全員集合できるか?」が復活した。今回ゴール地点に設定されたのは、今から25年前にこの番組の初回放送を収録した後楽園ホールだった。

 ちなみに私にとって鉄腕DASH!!は「DASH島」や「DASH海岸」そして「0円食堂」といった日本の農業土木業の発展を推進していく番組というイメージが強い。かつての若かりしTOKIOがやっていた昔のバラエティ番組独特の体を張った大掛かりな実験企画についてほとんど知らない。恐らく、私たちのような20代以下の若者からすればそんなイメージを持っている人がほとんどではないだろうか。

 そしてこの番組に農業のイメージをグッと強めたきっかけとなったのは、恐らく10年前の東日本大震災ではなかろうか。当時、TOKIOが開拓していたDASH村福島県浪江町にあり、福島第一原発事故により計画的非難区域に指定され、それ以来入ることができなくなってしまった。10年経った今でも、解除されていない。

 福島を元気にするため、TOKIOの5人は立ち上がった。彼らは福島を度々訪れ、地元の方々との交流を続けた。誰よりも福島を大切に思う素晴らしい5人だった。不祥事によりメンバーは欠けてしまったが、残ったメンバーで今でもその関係性を続けている。「人」に対する感謝の気持ちを常に忘れない、それがTOKIOというグループなのである。

 

11年振りの全員集合企画

 話を戻そう。

 目的地の後楽園ホールへの招待状がリーダーの城島茂から各メンバーへ送られた。それを基に、彼らはそれぞれのスタート地点から3000歩*1という制限の中、目的地を目指して進み始めた。

 そして長瀬は、かつてこの番組で日本を一筆書きで一周したソーラーカー「だん吉」を修理するという課題を城島から与えられた。

 城島茂国分太一松岡昌宏の3人が目的地の道中で、かつての番組での思い出の地に立ち寄る場面も放送された。TOKIO鉄腕DASH!!、25年の歴史が存分に味わえ、また昔の鉄腕DASH!!を知らない私たちは、若かりしTOKIOの凄さを改めて感じることのできる、そんなシーンだった。

 

 やっぱり昔のバラエティって凄いなぁ。

 

 それが私の素直な感想だった。

 

夜桜に隠された城島からのサプライズ

 無事、3000歩以内でゴールした彼らは合流し、バーチャルなお花見を楽しむ。そして「だん吉」のライトが桜の花に向かって照らされると、城島の作った影絵が浮かび上がった。

 そこには5人で立つシルエットが。

 影絵を写す切り絵は4人なのだがなぜか5人のシルエットが浮かび上がるという不思議な映像となった。なぜ5人映っているのか…、不思議に思う松岡だったが、そこで長瀬の一言、

「いいじゃん、どうせ5人なんだから」

 TOKIO5人

 それをメンバーたちは決して忘れていなかった。たとえ離れ離れになっても"5人"の絆はいつまでも変わらない。それを証明したかのような長瀬の一言だった。

 最後に城島からメンバーたちへ手紙が読まれた。これから独自の道へ旅立っていく長瀬智也、そして「株式会社TOKIOとして共に新しい道へ進む国分松岡への温かいメッセージだった。

 

"5人"の未来に舞う花吹雪

 O.A.の中では長瀬本人からの最後の言葉は無かった。番組で最後に映し出された長瀬は、城島の手紙に対してニコリと微笑んだ姿だった。

 これがまた良かった。TOKIOらしくもあり、長瀬らしい。

 多くは語らない。長瀬の男らしさというものが垣間見えた。

 

 嗚呼 花が咲く 理由もないけど

 肩落とす僕の上 凛と微笑む

 やたら咲き誇る エラクもないけど

 泣き出しそうな僕のために 舞う花吹雪

 

 TOKIO「花唄」(2002年)

 

 舞い吹雪く桜の花のように、4人にはこれからも大いに輝き続けて欲しい。

 今年で結成27年目、いくつになってもTOKIOの旅路は終わらない。

 

 ゴールはまだだ

 

花唄

花唄

  • アーティスト:TOKIO
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: CD

 

*1:一般男性サラリーマンの一日の平均歩数